近所に古本屋が出来た。俺には古本屋に行くと読む時間も無いのに、読んで無い本が家にたくさんあるのに、ついつい買ってしまう癖がある。今日は2冊、買っちまった。

1つは チャールズブ・コウスキー という野蛮で下品で最低な 酔いどれたジジイが 作者の『ホットウォーターミュージック』.。彼の作品も 北野武が絶賛した頃から 幾分手に入りやすくなった。そこら辺の パンクソングなんかよりも トラッシュでクレージーでイカシタ物語は、俺の心だけじゃ無く、足の裏も、痛む虫歯も くすぐるのである。

もう1つは『ねじまき鳥クロニクル』という村上春樹の小説である。俺は十代に『ノルウェイの森』『1973年のピンボール』等を読んだ頃から、ずっと彼の作品のファンである。ウチの新曲『SOUL SHAKE PARTY』の歌詞は ココロなしか春樹チックである。

何やら『QP』の最新刊も発売されるみたいやね。
次が最終刊?あの作品に登場して来る『トムとジェリー』の台詞は 俺が関西弁に手直しをしたんで、深〜い、清〜い、愛着があるな〜。夜中に原稿のFAXが送られて来て、標準語で書かれた台詞を 変換していくんやけど、まるで舞台役者のように、その台詞を立ち振る舞いながら、関西弁で声に出してみて、「う〜ん、違うな?ここは『すまんのぅ!』かな、『すんまへんな!』やな〜。」ってやってたからな。なんか、味わい深い経験やったね。

というワケで、秋も真っ盛りの今日この頃、スケベな本は ママに見つからないように ベットの下にでも隠して 胸を熱くさせる書物と 読書に戯れてみるのもグ〜でしょ。あぁ、近鉄マケタ!じゃ、また、月光の下で、逢いましょうぜ!

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