破月と出逢ったのは俺が18ぐらいの時だ。高校を卒業した俺は、本格的にバンドをする為にメンバー告知のチラシをスタジオや楽器屋に貼っていた。それを見て連絡を入れて来たのがヤツだった。「デカイ奴やな〜!」それが第一印象やったかな。(でも当時 お互い よくパンクバンドのライブを見に行ってたから 俺からすれば 「どっかで見た事あるな〜」ってカンジやったんやけどね。そんなライブハウスでよく暴れてたオチャメな俺を破月も「見覚えがある奴やな〜」って思ってたらしいけど、、。)それから、そのバンドで曲作り、ライブ、ツアー、、と、共に3年間程、転がりまくったな〜。ヤツの淡い恋、度重なるトラブル、いろいろ見て来たよ。酔っぱらったら、よく失踪してたし(笑)、彼のモザイク無しノーカット写真も 何故か俺の家にあるし(笑)、考えりゃ長い付き合いだな、、。そういや破月の母ちゃんもデカかったな〜。

そのバンドが解散した後は 破月は新天地を求め 東京でバンドを始めたんやけどね。しかし、あの時は、しっかり借金とトラブルだけを残して行きやがったな〜。それから俺は 暫くバンドもせず、「映画でも撮ろうかな〜!恋にでも、どっぷり溺れてみよかな〜!」なんて考えて月日だけが流れて行くような アルコール色の毎日を送り続けてた。そんな時に 神からの御告げで 、英二のラブコールで、狂う程の大失恋で、目が覚めた俺は「このままじゃ死に切られへんな!あんまし生きてる意味ないよな。やっぱ歌うぞ!歌いてぇ〜わ!」と一大奮起して 自己革命を決起して、曲作りなんかを再開し、次のバンドのヴィジョンを膨らまし始めた。

それを聞きつけた破月は 東京でのバンドをやめ、「俺が弾かな誰がギター弾くねん! 」と、鼻息荒く、目を血走らせ、今にもデビルマンに変身しそうな勢いの凄んだ顔つきで 俺と英二の前に再び現れたんよ。(きっと、借金とトラブルは東京に置き土産してきたんやろうな〜。)まぁそこから、又、始まっちまったって言うカンジかな。

まぁ、、掲示板にメンバーとの出逢いについて教えて欲しい!ってな書き込みがあったので、今日は、ウチのロケンローなギターマン破月との始まりと再会について書いてみた。次回のアルバムへの彼のイマジネーション、コンストレーションは俺も腰を抜かし舌を巻くぐらいなので、彼の活躍に乞う御期待!次は英二について書こうとするぜよ!

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