トラの入墨と転がれ、小便ぶちまける日！

今日は寒いな〜！元気かましとるかい？昨日は破月との出合いについて書いたんで、今日は英二との絡みについて触れてみようとするか！

あれは、俺がスイレンをする前のバンドで名古屋にツアーに行った時の事である。確か今池にあるライブハウスやった。俺は気持ち良く、自分のステージを終え、最後に出演するバンドを影から見ていた。そのパンクバンドが3曲程、演奏を終え ボーカルがMCを仕始めた。その時、いきなりベースのヤツがナイフで自分の腕を切リ始めた！そして血まみれになりながら 気持ちよさそうにベースを振り回してる。「なんやアイツ？ヤバいクスリでもやっとんのとちゃうか？」そう、それが血まみれ英二の最初の印象である！

その後、一緒に打ち上げをして、酒を交わして知り合いになったかな。それから、名古屋や大阪で一緒にライブをして行くウチに深い関係になってったんやけど。まぁ、その時は まさか一緒にバンドをヤルとは ちっとも思わんかったんな〜。

その頃 1回、英二が住むアパートに泊めて貰った事があるんやけどね、俺が寝てると 「ジョボジョボ〜！」って音が聴こえて来て、目を覚ますと 横で英二が自分の部屋の壁に小便をブチまけてた。酔っぱらってた俺も英二も そのまま 寝たんやけどね 。次の日起きたらクサイ！クサイ！あのアパート、第2山田荘は素敵やったね。共同風呂、共同便所、共同台所、落ちそうな階段、3畳ぐらいの部屋、壁に貼られたグラビアガール、クーラーもなかったから俺は冷蔵庫開けて、そこに頭を突っ込んで寝てたよ。

そんなこんなで お互いのバンドを認め合いながら ロックな付き合いを名古屋と大阪でしてたんやけど、俺のバンドが解散し、その後を追うかのように英二のバンドも解散してしまった。そこで フラフラやってる俺に 英二から「一緒にバンドしようぜ〜！オマエを眠らせね〜ぜ！」と毎日のように電話攻撃の嵐が続いたよ。しかし、俺は渋り断り続けてたね〜。でも最終的には英二が口説き落としたってワケさ！えっ？口説き文句？「俺、もう大阪に行くから！」気がつけばホントに来てた！恐るべし血まみれ英二！まぁ、そこから俺と英二のタッグでスイレンの母体となる形を作り上げて行く事になって破月との再会、慎太郎との出逢いとなって行くんやけど。さぁ明日は慎太郎との始まりについて書くとするか！