「サカイ〜安い〜仕事キッチリ〜。」「キリンさんが好きです、、でもゾウさんの方がモ〜ッと好きです〜!」土曜の夜に一人で引っ越しの荷物を運んでる。なぜか夜逃げのような気分だ。頭に巻いたハチマキタオルはコソ泥みたいな雰囲気をかもし出し、金髪で上下ムラサキ色のスウェット姿はコンビニにタムロしてる深夜のシンナー少年にも見えなくはナイ。怪しい!「闇に隠れて生き〜る〜!」の妖怪人間ベムの歌ぐらい怪しい!「モモレンジャーの中に入っている人は女じゃなくて男じゃないの〜?」っぐらい怪しい!そんな不穏な空気が立ち込める中、アホぐらいある段ボール箱を半分ぐらい運び終えて来た俺であった。

「トホホホ、、、」そんな言葉が見事なぐらい当てはまる程の量の荷物だ。フィギュア、CD(レコード)、本、、この3点が無ければ、身軽で気軽でリュックサック気分のワンタッチ引っ越しが出来そうなのだが、コレじゃまるでどこかで店でも開けるような勢いだ。吉野屋の牛丼得盛をタマゴをかけて一気に喰い散らかした時の満腹感だ。マクドナルドの店員の取って付けたようなスマイルを見た時の困惑度だ。

今度住む所は、元々貸し事務所だった所である。見た感じは全く住居というカンジがしない。室内はそれなりに広いし家賃も安いのだが、押し入れも靴箱も風呂もベランダも無いときた。長嶋茂雄的に言うと「ヒジョ〜にワンダフォ〜ルなナイスな部屋にジャストミ〜トしたかもしれませんね〜。ワンちゃん。」になるハズだ。冷暖房は事務所とかの天井に貼り付いてるバカでかいのがあり、2階のシャワー室は借りれるのだが、このままではハルクホーガンと闘った時のアントニオ猪木のような苦戦を強いられるかもしれない。まぁ住めば都!素敵に改造しまくってやろうと思う。

と言うわけで今日は疲れたぜ〜。明日は本棚やテーブル、テレビに冷蔵庫なんかの大物部隊を始末してやる予定だ!腰が砕けても肩が外れても気合いで勝負だ!えっ?なんで引っ越しするのって?いや〜その話は今度じっくり話すとしよう!

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