立ち止まるな転がれ、仰げば尊しの日！

BBSの書き込みにもあったけど 世間は卒業のシーズンみたいやね。一般的にこの季節は別れと出会いのシーズンと言われてるもんな。オレみたいな暮らしを送ってたら さほど関係は無いのだが、、。まぁ終わりは始まり、、バイバイしては『初めまして、、』を繰り返す、、、。そんなのは人生のルールみたいなモンやね。オレは卒業式の後ライブがあって そのステージで遠藤ミチロウ（スターリン）の『仰げば尊し（パンクバージョン）』を歌ったのを憶えてるな。「アオゲバ〜トゥトォシ〜〜〜〜イザ〜サラバ〜〜〜！」って卒業気分なんて吹き飛ぶくらい爆唱したっけな。

あたり前のように季節は流れ、誰もが年齢を重ね、歩いて行く、、。あの時の仲間達は今どこでどうしてるんやろうか？オレの心の戸棚にはあの頃の記憶や想いは 今でも大切にしまってるぜ。チープだけど素敵な宝物や財産みたいなモンやね。卒業写真なんてどっかに失くしてしまったけどな〜。とんでもないバカな事から一夜漬けの試験勉強、夢を語り明かしたり恋の相談会なんかもしたな〜。恋にケンカに盗みにちょっぴりのお勉強、単車にロックに弁当早喰いに心臓ドキドキなエッチ話、、。なんか青春ロードランナーやな〜。まぁこういう夜には心の戸棚を開けて想い出のページをめくってみるのも悪くは無いもんだよな、、。

しかし残念な事に過去には戻る事が出来そうにないので オレは出来るだけ前に進もうと思ってるよ。それがあの時バカな事ばかりして騒ぎ明かした連中にオレが出来る唯一の感謝と敬意の気持ちの送り方だと思ってる。だから明日も俺は行くである！高橋尚子に負けないぐらいの息づかいと手の振り方で、、、見えないゴールに向かって！この狂い咲きサンダーロードを死ぬまで青春ロードランナーで！（あぁ、、でも今夜はリタイヤ寸前、、。）

オマエと良く似た後ろ姿 記憶と共に振り返る きっと俺もオマエも変わっただろうけど あの日は変わらない 心の片隅 埃かぶった レコードプレーヤ空回り、、よく口づさんだあの歌も いつかどこかに落として来た二人 移り気な街の色 混じり合う風の中 鼻歌ハミングさえも捨てた 針飛びしたままの思いそのままに壊れたメロディもう一度、、、。（SUIREN『コナゴナ』／SUIREN SUIREN SUIREN収録）